ラブラドールレトリバーを迎えてから後悔しないように、事前に知っておくことはたくさんあります。
ラブラドールレトリバーはチワワやトイプとは異なり大型犬でもあります。
ラブラドールレトリバーに対する知識や経験者からのアドバイスを確認しておくことで、いざ迎えてから後悔する可能性も抑えやすくなります。
ラブラドールレトリバーを迎えてから後悔した方の声
ラブラドールレトリバーを迎えてから後悔したことがある方は、実際にどのような後悔を感じたのか?
ネットやSNSを調査していると、
・もっとたくさん運動させてあげれば良かった
・いろんな場所に連れていけば良かった
・あの病気は事前に防げたのではないか?
・寿命がカラーにより異なるなんて知らなかった
など、様々な声がありました。
では、実際にラブラドールレトリバーを迎えて後悔しないためにできることをまとめましたので、ご確認ください。
ラブラドールレトリバーを迎えてから後悔しない【12の対策】
ラブラドールレトリバーを迎えてから後悔しないためには、このような注意点を意識されると良いです。
・社会性不足
・思い出不足
・散歩問題
・寿命の知識
・肥満問題
・股関節の病気
・不妊治療
・胃捻転対策
・皮膚病対策
・誤飲対策
・飼育放棄
・ペット保険問題
・位牌の有無
それぞれ解説していきます。
①社会性が不十分だった
社会性不足は様々な問題に繋がります。
もちろんラブラドールレトリバーだけに限りませんが、子犬の頃に社会性を十分身に付けていれば、
・吠え癖
・噛み癖
・車や音嫌い
などの問題も抑えやすくなります。
これは子犬の頃に慣れさせておく必要があるため、成犬になってからでは遅くトレーニングも大変になるため1番の後悔しやすい問題です。
②子犬の頃の写真が少ない
ラブラドールレトリバーは大型犬ですので成長も早いです。
子犬の頃は数ヵ月しかないため、気付いた時には体重も何倍になっています。
もっと写真を残しておけば良かったと後悔する可能性も高いと言えます。
最近ではYouTubeにUPされる方も多いため、もしデータが破損してしまっても困らないよう対策しておくことも大切です。
③散歩の問題は大きい
ラブラドールレトリバーは大型犬ですので、引っ張る力もかなりのものです。
そのため、両親のためにラブラドールレトリバーをプレゼントした場合、引っ張られた勢いで転倒する危険性もあります。
また、散歩量も小型犬より多いため、理想としては広い庭で思いっきり走らせてあげられる環境が欲しいところです。
ここが難しい場合は、十分な散歩をさせてあげるように対策しなければ肥満やストレスなどにも繋がりやすくなります。
「散歩を十分にさせてあげていれば…」と後悔しないためにも毎日徹底していきましょう。
④寿命が短いことを知らなかった【カラー別】
犬の寿命は昔に比べてかなり伸びています。
ラブラドールレトリバーの場合、約12歳が平均寿命と言われています。
※2018年の情報ですので、現在はもう少し伸びている可能性あり
そして、注意すべき点として「ラブラドールレトリバーはカラーにより平均寿命が異なる」ということです。
オーストラリアのシドニーと英国ロンドンの研究者らが共同でラブラドールレトリバーに関する3万3000件以上の英国の獣医記録を調査した。
その結果、黄色や黒のラブラドールは、チョコレート色のラブラドールよりも10%ほど長生きすることがわかったという。
ラブラドール全体の寿命の中央値は約12年だが、チョコレートラブラドールの場合は10.7年だった。
※参考記事:ナショジオ
遺伝の関係で特定の病気にかかりやすいこともあり、ラブラドールレトリバーの平均寿命らバーニーズマウンテンドッグなどの大型犬に比べて長い傾向にもありますが、チョコレートカラーのラブラドールレトリバーは予想よりも別れが早く来る可能性があります。
⑤肥満にさせてしまった
ラブラドールレトリバーは股関節に問題が出る傾向にあります。
そのため、特にご飯の量やおやつの与えすぎにより肥満にさせてしまうと、股関節にダメージを与えやすくなります。
もし食事管理を徹底していれば、もっと健康的に長生きできたかもしれません。
健康管理は飼い主の責任の1つでもあるため、後悔しないためにも徹底しておく必要があります。
⑥不妊治療をしなかった
不妊治療に関してはペット先進国でも反対の意見は少なくありません。
ただ、早めの不妊治療により防ぎやすい病気もあるため、判断は親犬の遺伝性疾患などと比較をしながら判断することも手です。
老犬になってからでは体にも負担になるため、早めの判断が必要でもあります。
⑦胃捻転対策をしなかった
ラブラドールレトリバーなどな大型犬は、胃捻転が起きやすいと言われています。
映画の「マーリー」でもラブラドールレトリバーが胃捻転で命を落としてしまうシーンがありました。
※ネタバレですいません
そのため、
・食事を一気に食べないように対策する
・食後、急に運動させない
などの対策を行うことが大切です。
⑧皮膚病対策が不十分だった
ラブラドールレトリバーは皮膚病にもかかりやすいと言われています。
体を洗う、ブラッシングをするなど皮膚を健康に保つように対策をすれば維持させやすくなります。
しかし、シャンプーやブラッシングをまったくしない飼い主も少なくはありません。
老犬になり皮膚病がひどくなった場合も正しい処置をしなければ悪化する可能性があります。
もっと早めに対策していればと後悔する可能性は高まります。
⑨誤飲させてしまった
ラブラドールレトリバーは元気でアクティブです。
遊びの際にもいろいろな物を咥えようとします。
間違えてアクセサリーや子供のおもちゃを飲み込んでしまったなどの報告も意外と少なくありません。
腸で詰まる可能性もあるため、食べてしまう可能性があるものは届かないところにしまっておくと良いです。
誤って食べてしまい、手術をすることになれば愛犬にもかなりの負担をかけてしまうため自分を攻めることになるでしょう。
⑩飼育放棄した
ラブラドールレトリバーは大型犬ですので、アパートでは禁止されているところも少なくありません。
事情があり引っ越さなければいけなくなった場合、引っ越し先ではNGを出される可能性があります。
知り合いに頼むにも愛犬にとっては信用していた飼い主に捨てられたと思うかもしれませんね。
犬を捨てるニュースは昔から問題になっていますが、「まさか自分が同じことをすることになるとは」と後悔することになります。
⑪ペット保険に入らなかった
皮膚病や遺伝性の疾患など老犬になると病気は付き物です。
医療費もかなりかさみますので、早めにペット保険に加入しておかなければ多額の医療費を支払うことになります。
ペット保険には加入条件もあるため、入ろうとしても年齢や病気の有無により断られる可能性は十分にあります。
あと1年早ければと後悔する可能性は高いです。
⑫位牌がない
愛犬が亡くなってから位牌をどうするべきか迷う方も少なくありません。
昔の写真を見ながら後悔したことがあれば、位牌に向かって謝ることもできます。
私は愛犬が亡くなったから関係は終わりだと思っていません。
何か嬉しいことがあれば報告したりすると、心が落ち着くこともあります。
ラブラドールレトリバーを迎えて後悔する可能性
ラブラドールレトリバーを迎えて何かの問題に対し後悔する可能性は高いと言えます。
「いぬのきもち」では、このようなアンケートが実施されていました。
「現在「成犬」を飼っている飼い主さんに質問です。子犬の時期にやっていなかったことで、今「後悔していること」はありますか?」
はい⇒73%
7割以上の方が子犬の時期にもっとできたことがあったのではと後悔しています。
このアンケートで「はい」と答えた方の意見は、
・トイレのしつけを早くしていれば良かった
・吠え癖を早くしつけていたら良かった
・水が嫌いでお風呂が大変
など、社会性だけでなくトイレのしつけなどに対し早くたいさくしていればと後悔しています。
子犬の時期は本当にいろいろ教えるには大切な時期ですので、ラブラドールレトリバーを迎える前に知識を付けておくことが大切です。
ラブラドールレトリバーの知識を増やし幸せにしよう
ラブラドールレトリバーを迎えてから対策不足などで後悔する方は少なくありません。
特に知識不足は本当にいろいろな後悔に繋がります。
ラブラドールレトリバーは大型犬ですので、子犬の頃にできることを徹底することが大切です。
社会性を育み、思い出もたくさん残しておきたいですね!
後悔しないのはもちろん、「うちの子が1番幸せだった」と確信できるくらいの気持ちで十分です!