うちには
ポイント
・10匹のアマガエル
・5匹のイエアメガエル
・ヒキガエル(アズマ2匹、ミヤコ7匹)
・5匹のツチガエル
などのカエル達がいます。
飼育し始めてから1年以上が経ちますが、今回はアマガエルをメインにこの間にカエル達はなつくようになったのか気になりますよね。
本当にアマガエルは人になつくようになるのか、噂の真相を確認していきましょう。
アマガエルは人になつく?
アマガエルが人になつくことはないと言われています。
小学生の頃にもアマガエルを飼育していましたが、例えば
・餌の時間に近づいてくる
・手を差し出すと乗ってくる
・歩くとピョンピョン跳ねて付いてくる
このようなことは一切ありません。
もしこのような状況が映像で撮れたとしても、それは「偶然である」と言えます。
なぜなら、これまで飼育してきたアマガエルにはたっぷりご飯をあげ、大事に育ててきましたが、蓋を開けて触ろうとすれば100%逃げ回ります。
犬や猫のように「おいで」と呼んでも来ることは一切ありません。
アマガエルは人に慣れることはある
アマガエルを捕まえた当日の状況ですが、1匹は偶然玄関にいました。
既に大人サイズですが、逃げようと必死でした。
ケースに入れてからも跳ねて落ち着かない様子でした。
また、1匹のアマガエルはまだオタマジャクシから変態して間もない子でしたので、かなり元気で餌を入れるたびに逃げようと飛び出してくるほどでした。
ただ、捕まえたほとんどのアマガエルは初日からミルワームやコオロギなどを食べてくれ、落ち着いてからはケースを開けても微動だにしない日まであります。
明らかに落ち着いた状態に変わっているため、人になついた訳ではありませんが、環境や人の存在に慣れている可能性はあります。
ただ、それはあくまでも私の捉え方次第ですので、実際にはアマガエル達がどのような感情なのか分かりません。
アマガエルの種類によっては人になつく?
アマガエルには、
・二ホンアマガエル
・アメリカアマガエル
・イエアメガエル(アマガエル科)
など様々な種類に分かれます。
カエルの中で人になつきやすいと言われているイエアメガエルの場合、元々性格は大人しく、手を餌だと思い喰らい付くことも珍しくないため、人になついているように見えているだけです。
ただ、なついていなくても可愛すぎますよね!
うちにもイエアメガエルが5匹いますが、動くものに対し飛び掛かってくるため、人の手にも頻繁に乗ってきます。
ただ、カエルの満腹中枢度、時間帯などにも関係するため、明るい時間帯であればまったく餌にも反応を示さないこともあり、YouTube動画のように人になつくような行動は見づらくなります。
そして、このように人の手に捕まってきたり、指をくわえてくる行動は二ホンアマガエルでは見られず、どちらかといえば人の手からは逃げていきます。ジッとして獲物を待つ個体が多く、動く獲物に対し飛び掛かる捕食行動が多い印象です。
また、個体差も大きいと言えます。
ヒキガエルは分かりやすいですが、警戒心がほとんどなく、ケースに近づくとこちらを見つめて飛びついてくるヒキガエルがいる反面、人影だけで慌ただしく逃げ回る個体もいます。
アマガエルも手渡しで餌を食べてくれる個体、嫌がって背を向ける個体がいたりと個体差があるため、警戒心が弱い個体であれば人になついたように感じやすいと言えます。
アマガエルとサイズも近いヌマガエルも比較的警戒心は強く、地表で生活するためアマガエルよりも逃げ回る傾向にあります。
ヌマガエルやツチガエルと比較すると、樹上などでジッとしているアマガエルのほうが人を警戒しているようには見えづらく感じます。
カエルに感情はないのか?
そもそもカエルに感情はないと言われています。
私の予想ですが、カエルは「感情よりも本能で生きている」このようなイメージです。
しかし、カエルにも脳はあり、捕まえようとすれば逃げます。
このような状況の時に、
・何か近づいてきたから怖い
・早く逃げないと食べられてしまう
・捕まったらどうなるのだろう
このように考えている可能性は低いと思いますが、可能性はゼロではないと思っています。
私達もカエルと同じことをされたら同じ行動をとるはずですからね。
科学的に判明していないこともたくさんあるため、「カエルには感情なんてない」と断言するのはまだ早いのではないでしょうか?