「ペットロスで苦しむ人はうざい、くだらない」と思われる傾向があります。
注意
・「いつまで泣いてるんだ」
・「早く前を向け」
・「クヨスヨするの、そろそろ止めたら?」
と罵声を浴びせられることもあるほどです。
しかし、あなたは我慢をすべきなのか?
ペットロスケアアドバイザーの私が本音で解説します。
ペットロスはうざい?くだらない?
私の知り合いにもペットロスで辛い経験をしていた方はたくさんいます。
もちろん私も同じです。
大切な家族が亡くなり、数年経過した今でも涙を流す方は少なくありません。
ペットロスは数日で落ち着くものではないため、想いが強いほど、写真や動画などを見ることで記憶が強烈に復活し、「激しい後悔」に襲われたりもします。
結論、ペットロスになるのは愛情が深い証拠であり、素晴らしいことです。
うざいと思われても良いです!
たくさん悲しむことに悪はありません。
ただ、この悲しみをコントロールすることが大切です。
しかし、あなたのペットへの愛情がほとんどない(知人など)、気持ちを既に切り替えられている相手(パートナーなど)にとって、いつまでもクヨスヨして泣く姿を頻繁に見ていれば、
注意
・「また泣いてるのか」
・「いい加減ウザいよ」
・「早く気持ちを切り替えろ」
このように、うざい、くだらないと渇を入れられることもあります。
しかし、あなたにとっては大切な家族です。
悲しむことにウザいなんて言葉は似合いませんよね。
あなたの中では、すでに「あの子の分も強くなる」と気持ちは切り替えられているいるかもしれません。
この違いを今回は覚えていってくださいね!
ペットロスを理解できない人もいる
ペットロスを理解できない人の特徴として、主に以下の理由が含まれます。
ペットロスを理解できない人の特徴
①ペットロスを感じない、感じたことがない
②悲しみを理解(共感)できない
③ネガティブ思考な人が嫌い
ペットの死は、人の死と比べて大きな問題と捉えない人は少なくありません。
例えば、家族が亡くなれば、その精神的ダメージは大きなものだと誰もが瞬時に予想しますよね。
この出来事で体調不良をおこせば、会社の上司もあなたへ「無理をしないでね」と優しい声をかけてくれるでしょう。
しかし、これがペットならどうでしょうか?
知人の例ですが、ハムスターが亡くなり2年経過した今でも涙を流して悲しみます。
会社の仲間に話すと、
注意
・ハムスターでそんな感情になる?
・子供が産まれたらヤバいことになるよね
・ペット何も飼えないじゃん
このように冷たいセリフを吐かれたと聞きます。
「ペットロスで体調不良で…」と話をしたところで、「そんなことで」と思われる社会であることには違いありません。
この理由で休みが続けば、「いい加減にしてくれ」「ウザい」と思われる可能性も十分にあります。
仕事中にメソメソ泣き始めたら「いい加減にしてくれ」とため息を吐かれるかもしれません。
では、ペットロスで辛い時はどうすれば良いのか?
あなたは我慢すべきなのか?
ペットロスで辛い時はどうすれば良い?
ペットロスを落ち着かせるポイントには、以下の4つがあります。
ポイント
・亡くなった事実を受け入れる
・亡くなった事実と向き合う
・亡くなった子がいない環境に慣れる
・亡くなった子を忘れない
亡くなった事実を受け入れる
ペットが亡くなった事実をしっかりと受け入れましょう。
注意
・信じられない
・ほんとは生きてるんじゃないか?
・いつかまた会える
このような感情は、深い悲しみを復活されるきっかけとなってしまいます。
私は毎回ペットが亡くなった時に思いっきり泣き、事実をしっかりと受け入れるようにします。
事実と向き合えていなければ、辛いですがここから始めましょう。
亡くなった事実と向き合う
ペットが亡くなった事実と向き合うことも大切です。
受け入れはできたけど、
注意
・私は強いから悲しまない
・悲しむ時間はない
・きっと気のせいだから忘れよう
このように、ペットが亡くなった事実と向き合わずに避けていては、予想外のタイミングで悲しみが溢れだしたり、心の中で問題が解決できなかったりします。
しっかりと事実と向き合い、たくさん悲しんであげること!
ここがペットロスを落ち着かせる最大のポイントとも言えます。
亡くなった子がいない環境に慣れる
「あの子がいない」と悲しむことも珍しくありません。
注意
・呼んだら来るんじゃないか?
・ほんとはコタツの中にいるのでは?
・家の中で寝てるかも?
このように、亡くなった子がいない環境に慣れていなければ、再度深い悲しみに襲われるでしょう。
家を片付ける、思い出の物だけ残すようにすると、気持ちの切り替えもしやすいです。
亡くなった子を忘れない
亡くなった子を無理に忘れる必要はありません。
思い出したい時に想い出し、「元気にしてる?」「私も頑張ってるよ」と心の中で話しかけてあげましょう。
あなたが強くなり、気持ちも切り替えられていれば、ペットロスに襲われることもありません。
一生のうちに迎えたい家族もたくさんいるでしょう。
すべてのペット達を家族と思い、大切にするほどペットロスにはなりやすいですが、気持ちの切り替え方も学ぶことであなたも強くなれます。
ペットロスは愛情が作り出すもの
ペットロスは、あなたがペットへの想いが強いほど長引く可能性が高まります。
落ち着かせるには、たくさん悲しむこと。
そして、気持ちをしっかりと切り替えることが大切です。
しかし、周りの人は、あなたと同じ立場になることはできません。
冷たい人は、「まだ泣いてんのかよ」「そろそろウザい」「くだらない」と心の中で思っているでしょう。
こんな人とは付き合う必要はありません。
あなたが亡くなったペットのために今できることをやりましょう!
あなたの気持ちの切り替えが大切です。
ペットロスは、体調不良にも繋がることがあります。
焦らずに今はたくさん悲しみ、しっかり事実と向き合うこと。
我慢しないで!