「ワンラブはひどい」との噂が広まっています。
国内でも有名なペットショップの1つですが、そもそもこの噂は本当なのでしょうか?
私は生体販売に反対の立場ですが、公平な立場からこのワンラブがひどいと言われる噂について調査・解説していきます。
「ワンラブがひどい」噂について
ワンラブの悪い噂について調べると、以下の情報が見つかりました。
ひどい理由?
・動物愛護管理法違反(虐待)容疑による逮捕
・店員の態度と知識
・購入後の死亡事例
・ロングサポートの必要性
それぞれ解説をしていきます。
動物愛護管理法違反(虐待)容疑による逮捕
ワンラブ社のフランチャイズ加盟店である株式会社Voice(以下 Voice社)において、衝撃のニュースを耳にしました。
逮捕容疑は2023年3月下旬、甲賀市の「ワンラブ カインズホーム甲賀店」にて同社営業部長の女性(44歳)と当時の店長(21歳)が共謀し、当時生体販売をしていた犬3匹が何らかの病気にかかっていたにもかかわらず、適切な治療を受けさせるなどの保護をしなかった疑いとなります。
生体販売に関わる者として、とくに注意しなければいけないことですね。
これにより、2023年11月28日に動物愛護管理法違反(虐待)容疑で逮捕されました。
さらに2023年12月11日には、Voice社の代表者も同容疑で逮捕されたと報道されています。
このVoice社(加盟店)との間にフランチャイズ契約において、ワンラブ社は加盟店の監督責任を負っています。
その後、逮捕されたVoice社の従業員および代表者は、大津地検が「不起訴とした」との報道がありました。
※2024年1月30日
参考記事:アニコム
真相については詳しく解説されていませんが、同月中に3匹が亡くなるなんてことはそうそうありません。
SNSでも他店舗での取り扱いについても議論がされていますね。
店員の態度と知識
これはワンラブだけに限られた話ではありません。
生体販売をするペットショップにおいては、やはり子犬や子猫の生涯について店員が詳しく、熱くお話する必要があります。
例えば、以下については把握しておくべきですね。
注意ポイント
・社会性不足による問題行動について
・散歩の頻度
・ご飯の適量や種類
・病気の有無
・親犬、親猫について
実は、私も子犬や子猫と触れ合いたいため近所のワンラブに行くことがありますが、店員の知識について試すことがあります。
「散歩時間はどのくらいが最適でしょうか?」「この子は散歩させていますか?」などですね。
しかし、アルバイトなためすごく曖昧な回答をする方も少なくありません。
たまに「勉強してるな」と感心する方もいますが、それでも商売なので「売ろう」とする気持ちは伝わってきますね。
ただ「可愛いから買おう」と適当な覚悟で迎えてしまう方も少なくないため、これによる飼育放棄や虐待などの問題は生体販売がなくならない限りは落ち着かないでしょう。
ワンラブ以外のペットショップでも、この問題はあるあるだと言えますね。
購入後の死亡事例
SNSやYahoo知恵袋を調べていると、「ワンラブで購入した子犬が1ヵ月でなくなった。店に言ったら交換するって。生き物は物じゃない」と怒りの声をあげている方もみえます。
この後に解説しますロングサポートの内容にもなりますが、やはりペットショップでは起こりうる問題でしょう。
「迎え入れたら別の病気が見つかった」なんてこともあります。
ワンラブの場合はそれほどひどい事例が多いとは感じませんでしたが、報道されていないこともあるでしょう。
ワンラブでは、病気についても1匹ずつ確認はしているようですので、他のペットショップよりもしっかりしているのではと感じます。
ロングサポートの必要性
ワンラブには、ロングサポートという保証制度があります。
なぜこれがひどいのかと言いますと、店舗により加入が必須のケースと必須ではないケースがあると聞きます。
※店員によるとの声もあり詳細は不明である
担当の店員がこのロングサポートについて把握していなければ、間違った解説をしてしまうでしょう。
保証内容としては、先ほどの「同種同等の代替犬をお渡しする(返金対応可能)」という保証内容も含まれます。
安心の保証ではありますが、運命を感じた子が何らかの原因で亡くなり、別の子と交換は違うのではと疑問を感じてしまいますね。
ビジネスなので必要な保証であることは分かりますが、そもそも生体販売って必要なのか。
私が疑問を感じてしまう問題です。
ワンラブがひどいかは捉え方次第
ワンラブがひどいと言われる理由について解説してきました。
加盟店の逮捕事例や店員の対応、ロングサポートなどの加入などの問題は、こちらからすると対策のしようがありませんよね。
また、ワンラブが信用できるかについてですが、私はそもそも生体販売には反対派なので、これは捉え方によると思います。
※ブリーダーからのお迎えが理想的
ペットオークションからの生体導入など闇を深く知っている訳ではないため、あまり変なことは言えません。
業界では大手であり、ワンラブから迎え入れた子と幸せに暮らせている方も多いことから、必ずしもひどい会社だとは思いません。
ワンラブで気になる子犬や子猫がいた場合、「そもそも本当に迎え入れていいのか?」と自分に問いただしてみましょう。
その子は世界に1匹しかいないので、覚悟ができれば決断するのも正解でしょう。