ヤスデはコンクリートを食べるのか気になりますよね。
新築やブロック塀などに大量発生するケースが全国で報告されています。
今回は原因と対策についても解説していきますので、参考にご覧ください。
ヤスデはコンクリートを食べるのか?
ヤスデの体は硬い外骨格で覆われています。
そして、この体を作る為にカルシウムを必要とします。
ヤスデは自然界でカルシウムを摂取するために、石の裏や土の中でカルシウムが多く含まれた腐葉土などを食べています。
実は、新しいコンクリートには水酸化カルシウムが含まれています。
ヤスデもこの水酸化カルシウムを効率的に摂取するために集まるということですね。
ヤスデがコンクリートに群がる原因
先程解説させていただきました「新しいコンクリートに含まれる水酸化カルシウムを摂取するため」という目的以外にもヤスデがコンクリートに群がる原因があると言われています。
その理由は、主に
理由
①基礎工事の際に土が掘り返されるため、ヤスデが地表に出てきた
②雨が降ることでヤスデが登ってきた※習性、カルシウムの補給など
基本的にヤスデはコンクリートに群がるように固まって大量発生するため、やはり主な原因は新しいコンクリートに含まれた水酸化カルシウムが目的であると予想できます。
また、本来ヤスデが生息しやすい環境であることも関係します。
例えばが周りに草原や畑、河原があるなどですね。
ヤスデが大量発生した際に、駆除などにより死骸も出ますが、このヤスデが出す死骸の臭いにも集まってきます。
そのため、ヤスデの数を増やさないためにも死骸はこまめに回収すると良いです。
駆除後、年々ヤスデが減るケースも多い?
ヤスデがコンクリートなどに大量発生した際には、「毎年同じ状況が続くのか?」と不安になりますよね。
中には戸建てを建てたのに手放して引っ越しを検討される方までみえます。
では、ヤスデを駆除してから何年くらいで問題が解決するのか?
口コミなどを確認すると、やはりヤスデは「新築を建ててから数年以内に発生し、駆除をしてから数年で大幅に減少した」との声が多い状況です。
時期的には「6月~10月」までの間に発生しやすいため、春と冬にはヤスデにも悩まされないことが救いですね。
では、なぜ新築やリフォームの際にヤスデが大量発生したにも関わらず、数年後にはいなくなるのか?
その理由は、コンクリートは劣化するにつれ砂と砂利が残ったスカスカな状態になることが関係します。
そのため、カルシウム含有量の減少したコンクリートにヤスデが群がる状況も減っていくのではと予想できます。
周りがヤスデにとって住みやすい環境であれば、雨の日にも見かける機会は増えますが、コンクリートに大量発生するほどではないと言えます。
ヤスデの駆除薬は何が良いのか?
ヤスデの駆除薬は市販の物を使用している方や業者に依頼した方など様々です。
やはり業者に依頼した方は、効果も早い傾向にあるように感じます。
最近ではくらしのマーケットのようにリーズナブルな価格で対応してくれる業者も多いため、近所で探してみると良いですよ!
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