人懐っこいハムスターの見分け方に何かコツはあるのか気になりますよね。
威嚇して手を噛む子もいるため、少しトラウマになる可能性もあります。
これから家族として迎える子には手の上でご飯を食べさせたりしたいですよね。
ハムスターは種類や性別、カラーによって性格も違うと言われているため、この噂の真相についてもご確認ください。
そもそもハムスターは人になつく?
ハムスターはそもそも人になつくのか気になりますよね。
結論ですが、ハムスターは人になつくと言われています。
※匂いを嗅いで慣れる意味が正しい
警戒していたハムスターが少しずつ手の上に乗るようにもなります。
しかし、ハムスターは視力が低いため匂いでも判断します。
風呂上がりに触ると爪を立てて警戒することもあるため、人に慣れることはあっても「この人はいつも撫でてくれるから好き」と記憶を辿って思い出すことはできないと言われています。
ハムスターから近づいてくれるようになれば、なついてきている可能性も高まります。
また、ハムスターが飼い主さんの指を舐めたり甘噛みしたりを積極的に行うようになれば、かなりなついていると言えます。
ハムスターが交尾の際にも同じような行動が見られます。
こちらの動画でも同じことを解説されていましたので、参考にご覧ください。
ハムスターの性格の違い
人懐っこいハムスターを見分けるためには、性別や種類、カラーにより性格は異なるのか確認しておくと、いざハムスターを迎える際にも役立つかもしれません。
では、さっそくハムスターの性別で性格が違うのか解説していきます。
ハムスターの性別による違い
ハムスターはオスとメスで性格が違うと言われています。
例えば、犬もオスのほうが攻撃性や縄張り意識が強いなどの傾向があります。
ハムスターの場合もこのように性別による性格の違いが報告されています。
オス:縄張り意識が高く、神経質な傾向にもあるため環境の変化や人に対しても警戒しやすい
メス:環境にもオスより慣れやすく、ストレスも溜め込みづらい
しかし、あくまで個体差があるため必ずしもほとんどの個体でこのような違いがある訳ではありません。
オスの犬でも凄く甘えん坊な子はたくさんいるように、ハムスターのオスでも手の上でひまわりの種を美味しそうに食べる子も全然いますよ!
ハムスターの種類による違い
ハムスターの種類により性格も異なると言われています。
ただ、私は過去に
・ゴールデンハムスター
・ジャンガリアンハムスター
を数匹飼育してきましたが、「その子の性格次第」だと感じました。
ゴールデンハムスターだから気性が荒い訳でもなく、ジャンガリアンハムスターだから呼んだらこっちに走ってくる訳でもありませんでした。
一般的に言われている性格の違いだけまとめておきますね!
ゴールデンハムスター:賢い、人懐っこい、縄張り意識が強いなど
ジャンガリアンハムスター:人懐っこい、大人しい、縄張り意識が強いなど
ロボロフスキーハムスター:人に慣れづらい、臆病、警戒心が強いなど
この違いが本当だとすれば、ロボロフスキーは人に慣らすことが難しいのではと感じますね。
しかし、こちらもあくまでその傾向があるだけであり、私が以前飼育していたジャンガリアンハムスターの子と同じように手に乗ってご飯を食べる子も全然います。
ただ、ゴールデンハムスターはトイレも覚える子がいると言われるほどですので、飼い主さんのことも匂いで記憶する可能性もあります。
飼い始めは警戒していても、ゴールデンハムスターは人になつくのが早いかもしれません。
ハムスターのカラーによる違い
ハムスターのカラーで人懐っこさが変わるとも言われています。
こちらもただの噂な気がしますが、調査してみた結果がこちらになります。
今回はジャンガリアンハムスターのカラーによる性格の違いでまとめさせていただきます。
ノーマル:人懐っこい
ブルーサファイア:大人しい性格が多い
パールホワイト:警戒心が少し強い
スノーホワイト:警戒心が少し強い
クリーミーサファイア:人懐っこい
プディング:大人しい性格が多い
このようになります。
しかし、文献なども見つかっていないため信憑性は低いと感じます。
パールホワイトでも人にすぐ慣れる子は全然いますし、ノーマルでも警戒心が強く威嚇してくる子もいます。
人懐っこいハムスターの見分け方
「ハムスターの種類や性別、カラーで性格が違うのか?」について解説してきました。
この違いは目安にはなりますが、個体差があるため人に慣れやすい子もいれば、人に慣れてもすぐにまた警戒する子もいます。
ハムスターを迎える際には、
・手を近づけると声を出して威嚇をする子
・手の匂いを嗅いで落ち着いている子
・手の上にもすぐに乗ってくれる子
など様々です。
子供の頃から人に慣れている子は、すぐになつく可能性も高いと感じます。
※社会性の関係
そのため、ペットショップで人懐っこいハムスターを選ぶ際には手を近づけて
ポイント
・威嚇しないか?
・匂いを嗅ぐか?
・餌を手渡しで食べるか?
このような反応を確認すると良いです。
ペットショップでハムスターを選別できる?
ペットショップでハムスターを迎える際に、「この子が良いです」と指定することはできます。
私がジャンガリアンハムスターを迎えたペットショップでは、手を近づけて乗ってくるのか試させてもらえました。
基本的に触れ合ってから選びたい場合でもお願いをすればOKをいただける可能性は高いと言えます。
反対に断られたことは今まで1度もありません。
ただ、店舗によっては逃げるリスクを考えて「ケースから出して手に乗せるのはNG」と言われる可能性もあります。
ハムスター選びのポイント
人懐っこいハムスターの見極め方以外にも選び方にはポイントがあります。
その際に注意点もいくつかございますので、必ずご確認ください。
見に行く時間帯は閉店間際?
ハムスターは夜行性です。
そのため、昼間は眠っていることが多く、夕方あたりから活動を始める子が多いです。
ペットショップの場合は起きている子も多いですが、落ち着けずにゆっくり寝られない子もいるでしょう。
※体内時計がずれてしまっている可能性もある
希望の子がいる場合は、閉店前など遅い時間であれば起きている可能性も高まるため、元気な子が判断するためにも時間は遅めが良いです。
若い元気な子か?
ハムスターの寿命は約2年と短いことも寂しいところです。
ペットショップのハムスターは大人サイズの子も多いため、もしかすると生後1年以上の子かもしれません。
もし迎える際には子供のハムスターが良いです。
人懐っこい子になる可能性も高まるため、近所のペットショップに大人のハムスターしか取り扱いがない場合は、別のペットショップを見に行くと良いです。
毛づやが良く健康的か?
評判の悪いペットショップの場合、飼育環境も最悪なことがほとんどです。
糞も床材もそのままでハムスターが脂汗をかいたように濡れていることがあります。
毛が一部薄くなり皮膚炎を起こしている子もいるため、毛づやが良く健康的な子を選ばなければいきなり治療費がかかるかもしれません。
最悪な場合、すぐに死んでしまう可能性も十分に考えられます。
ハムスターを迎えてから環境になれるまで
ハムスターを迎えてから人懐っこい子になるまでには、環境に慣らす必要があります。
「迎えてから1週間は触らないようにする」と注意をされている方もみえるほどです。
見すぎるのも良くないと言われています。
ただ、初日から手渡しで餌を食べる子もいるため、こちらも個体差はあると言えます。
ハムスター選びと扱い方を特に意識しよう
ハムスターの性格には性別や種類、カラーなどにより違いがあると言われています。
ただ、人懐っこいハムスターかどうかは個体差もあります。
また、ストレスを与えないように優しく慣らすことで、人にもなつきやすくなります。
初めは警戒して威嚇する子でも、だんだんも人懐っこい子に変わることも珍しくはありません。
新しく迎える子の体調や寿命も意識しながら選んでいきましょう!