キリンの寝方はどのような格好なのか気になりますよね。
実は、野生下と動物園では寝方もまったく異なります。
また、寝る時間にも違いがある可能性も考えられます。
キリンの睡眠について考えていきましょう。
キリンの寝方
キリンの寝方は、野生下と動物園で異なると言われています。
実際にそれぞれ比較してみましょう。
野生下での寝方
野生のキリンは「立ったまま頭と首を曲げ、後ろ足で休むような姿勢になることが多い」と言われています。
完全に立って眠ることもありますが、目を半開きにしたり、耳を動かして眠る半眠のような状態もあります。
その理由は、常にライオンなどの肉食動物に命を狙われる可能性があるため、首などの急所を狙われないよう横になっては眠らないということですね。
キリンは時速35マイルで走れますし、後ろ足で蹴る力も相当です。
休むとしても、このように座るまでです。
動物番組でも基本的にキリンは立っている映像が多く、夜間も子供を守るように集まっている光景を目にした記憶もあります。
赤ん坊の頃は、両足を体の下に入れ、頭をお尻に乗せて寝ます。
大人のキリンもこのような寝方をしますが、それは野生下よりも動物園で多く見られます。
動物園での寝方
野生下でのキリンは立ったまま寝ますが、動物園のキリンは大人でも横になって寝ます。
自分のお尻を枕にするように寝ていますね。
動物園の場合は危険がないため、わざわざ立ったまま寝て警戒する必要もないため、子供だけでなく大人ものんびりと寝ています。
動物園のキリンのほうがストレスは明らかに少なそうですよね。や
キリンの睡眠時間
キリンは、野生では5分以上眠ることはほとんどありません。
キリンの大人の場合は、一晩に約30分しか眠っていないとも言われています。
動物界では最も短い睡眠時間とも言われるほどです。
反対にライオンは1日20時間も寝ることがあるため、弱肉強食により睡眠時間や寝方にも違いがあることが分かりますね。
参考記事:Thomson Safaris
キリンは命がけで眠る
いかがでしょうか?
動物園ではキリンも横になって眠ります。
しかし、野生下では基本的に立ったまま眠ります。
睡眠時間もかなり短いため、動物園のキリンと野生下のキリンとでは睡眠時間にもかなりの差がありそうですね。
このように、環境や安全性により動物の寝方や睡眠時間は変わる生き物が存在すると言えます。