ハエの寿命がどのくらいか気になりますよね。
ハエは昆虫の中でも比較的寿命は短いといわれており、噂では24時間という情報もありますが、これは嘘であり種類により異なります。
また、家の中で餌がなければ餓死するのか把握しておきたいとの意見も多いため、ギネス記録も含め解説していきます。
ハエの寿命について
ハエの寿命は種類により異なると言われています。
小型のキイロショウジョウバエや大型のオオバエなどの種類に分かれるため、それぞれのハエの寿命について確認していきましょう。
種類による違い
ハエには多くの種類があり、その中には寿命が長い種類も存在します。しかし、一般的にハエの寿命は比較的短いため、長生きするハエは珍しいとされています。
以下に、代表的なハエの種類とその寿命を紹介します。
キイロショウジョウバエ
キイロショウジョウバエは、世界中に分布する小型のハエで、果物や野菜などの腐敗物に寄生することで知られています。一般的に、キイロショウジョウバエの寿命は1週間程度であるとされています。
ニクバエ
ニクバエは、日本を含むアジア地域に分布する大型のハエで、家畜の排泄物や死骸に寄生することで知られています。一般的に、ニクバエの寿命は2週間程度であるとされています。
アシナガバエ
アシナガバエは、世界中に分布する小型のハエで、植物の腐敗物や動物の死骸に寄生することで知られています。一般的に、アシナガバエの寿命は2週間程度であるとされています。
オオバエ
オオバエは、日本を含むアジア地域に分布する大型のハエで、糞や腐敗物、果実などに寄生することで知られています。一般的に、オオバエの寿命は3週間程度であるとされています。
以上のように、一般的にハエの寿命は1週間から3週間程度であるとされています。ただし、種類によっては寿命が異なるため、以下でギネス記録に登録されたハエの中でも特に長生きしたものについて解説していきます。
ハエの寿命【ギネス記録について】
ハエは、一般的に寿命が短い昆虫の一種ですが、中には長寿なハエも存在します。
これまでにギネス世界記録に認定されたハエの中でも、特に長生きしたものについて紹介します。
ハエの一種の記録
2019年に、日本の研究者が飼育したハエの一種が、71日間生き延びたことがギネス世界記録に認定されました。このハエは、正式な学名が付けられておらず、ハエの中でも珍しい長寿種として注目されました。
オーストラリアの一種
2021年に、オーストラリアの研究者が飼育したハエの一種が、139日間生き延びたことがギネス世界記録に認定されました。このハエは、正式な学名が付けられておらず、その種類や生態については詳しく分かっていませんが、驚異的な長寿種として注目を集めました。
※ただ、これらの情報に信憑性のある文献や記録は見つかっていないため、ガセである可能性も考えられます。
これらの記録に挑戦するためには、厳密な飼育環境や食事管理が必要であり、長寿種でも生命力の限界はあるため、継続的な研究が必要です。
ハエの寿命についての研究は、生物学や医学分野においても重要なテーマの一つであり、今後も注目が集まることが予想されます。
ハエは家の中で餌がなければ餓死する?
家の中に発生した
・キノコバエ
・ショウジョウバエ
この2種類を捕獲し、水も食べ物もない状態にしてどのくらい生きるのか確認しました。
その結果、
調査結果
キノコバエ:約1日10時間
ショウジョウバエ:約1日12時間
という結果となりました。
24時間で餓死する噂には近い数値ですが、もっと長生きする可能性も十分にあります。
今回は5匹ずつ確認しましたが、餌を食べたタイミングや羽化からの時期も関係するため、あくまでも目安となります。
家の中にはキッチンや洗面所もあるため、なかなか対策は難しいですが、ゴミを残さないようにするだけでも違います。
また、我が家にはカブトムシやダンゴムシなどがいるため、土があり、さらに湿っているとすぐに繁殖が始まり、数日で大繁殖しますので、土のある環境にも注意が必要です。
1匹のコバエがこれだけの卵を産みます。
これが連鎖して増えていきますのでご注意ください!
ハエを繁殖させないことが大切
ハエの寿命は、成虫に羽化してからは1ヶ月以内に寿命を迎える個体がほとんどです。
しかし、繫殖力は高く、生ごみや土などで繁殖する傾向にもあるため、例え1匹が寿命を迎えたところで数は増える一方です。
効果的だった対策は、家の中に生ゴミを置かないことです。
また、キッチン回りなども清潔にしておくと数は一気に減ります。
有名なコバエ取りも効果はほとんどないため、繫殖させないことが解決策だと言えます。