ドジョウの平均寿命が何年なのか気になりますよね。
私自身も4匹のドジョウを飼育していますが、何年生きるのか確認しておきたいと思い調べてみました。
また、
・ギネス記録は最長何年なのか?
・その時のサイズはどのくらいになるのか?
こちらについても国内だけでなく海外の情報も含めまとめましたのでご覧ください!
ドジョウの寿命について
ドジョウは身近な生き物として愛されています。
田んぼや川でもガサガサで捕まえることはできますが、飼育する際には寿命を確認しておきたいですよね。
急に死んでしまった際には管理不足ではと自分を攻めてしまう原因になるかもしれません。
ドジョウの平均寿命は「約7~10年以上」
ドジョウの平均寿命は「約7~10年以上」と言われています。
国内だけでなく海外のサイトも調べてみましたが、ほとんどのサイトがこの数値であると解説されていました。
しかし、これはあくまでも平均であり、
・屋内で飼育した個体(飼育下)
・自然界で生息した個体(野生下)
こちらでは平均寿命も大きく異なる可能性は高いです。
また、「ドジョウ」とざっくりとした表現なため、種類ごとに平均寿命はことなります。
ドジョウの種類による平均寿命の違い
ドジョウの種類によっても平均寿命は異なります。
日本や海外で確認されるドジョウの種類ごとの平均寿命がこちらになります。
シマドジョウの平均寿命
シマドジョウの場合は、
野生下:約1~2年
飼育下:約3~6年
このように「野生下」のほうが平均寿命は短いと言われています。
ただ、あくまでも「飼育下」で4年以上生きた例があるため、このようなデータになっている可能性はあります。
ホトケドジョウの平均寿命
ホトケドジョウの場合もシマドジョウと同様に、
野生下:約2年
飼育下:約4年
このように言われています。
こちらでも「飼育下で約4年生きた実績があること」からこのようなデータになっている可能性があります。
アジメドジョウの平均寿命
アジメドジョウの場合は野生下で10年以上生きたデータがあります。
しかし、一般的には
野生下:約2年
飼育下:約4年
このように言われています。
野生下で10年以上生きたデータがあるため、実際には野生下でもっと平均寿命は長い可能性もあります。
クラウンローチの平均寿命
クラウンローチ見た目とは違いドジョウの仲間です。
平均:約10~15年
※30年以上生きる個体も確認されているとされている
国内のドジョウとは違い、平均寿命や最大寿命も一回り大きめですね。
サイズも30cmを越える個体もいるため、ドジョウよりも寿命は長くなる傾向にあると予想できます。
ドジョウの寿命は冬眠や水質管理が寿命に影響する?
ザリガニの場合、「屋内」と「野生」の個体で平均寿命が異なります。
屋内飼育の個体:3~5年以上
野生下の個体:5~8年以上
このように言われています。
その理由は、
ポイント
・冬眠ができず、休眠しないことによる影響
・水質管理の影響
などが関係すると言われています。
ドジョウも泥に潜って冬には冬眠することから、ザリガニと同様に休眠できないことによる影響で飼育下では寿命も短命である可能性は高いと考えられます。
一般的にシマドジョウやホトケドジョウなどの平均寿命は「野生下のほうが短い」とされていますが、本当にそうなのか明確なデータが欲しいところです。
ドジョウのギネス記録はいくつ?
ドジョウのギネス記録について調べましたが、有益な情報が見つかりませんでした。
そのため、調査できる範囲で最大だと感じた寿命とサイズをまとめさせていただきます。
※2022年6月
サイズのギネス記録
調べた中で最大だったのは、「なかがわ水族園の23cm」がかなりの大きさであると感じました。
※引用:なかがわ水族園(ブログ)
また、こちらのYouTube動画のシマドジョウもなかなかのサイズですね!
しかし、海外のサイトではこのように
飼育下では、ドジョウの平均サイズは通常、完全に成長したときの長さが6インチ以下です。ただし、一部のアクアリストは、成長する余地が十分にある場合、それらが大幅に長くなるのを見てきました。 野生では、これらの魚はほぼ12インチの長さに成長することができます。これは水族館で発生する可能性がありますが、そこに到達するには広々とした環境とよく維持された条件が必要になります。
※Aquarium Source
私の予想通り野生下ではサイズがさらに大きくなる可能性があり、水族館のような広い環境も影響すると解説されていました。
「12インチ」は「30.48cm」ですので、国内の情報よりも一回り大きいですね!
錦鯉も狭い水槽ではサイズも大きくなりづらいですが、広い水槽に変えただけで急に巨大化が進んだ経験もあります。
野生下のドジョウには、まだまだギネス記録を更新できる化物が潜んでいる可能性は十分にあるでしょう!
寿命のギネス記録
ドジョウの寿命に関するギネス記録も見つかっていません。
ドジョウにもシマドジョウやホトケドジョウなど種類も様々ですので、個別に飼育して研究することで、寿命の違いも明らかになるかもしれません。
国内ではドジョウの最大寿命は「10年以上」と解説されているサイトがほとんどです。
野生化では20年以上生きているドジョウもいる可能性は十分に考えられます。
ただ、30cmを越えるような巨大な個体が見つかっていないことを考えると、もちろん餌の影響もありますが寿命は10年前後に落ち着く可能性が高いのかもしれません。
ドジョウの飼育環境により平均寿命は変わる?
ドジョウを飼育されている方の中には、ドジョウ専用の餌ではなく「メダカ用の餌」や「ザリガニ用の餌」を与えている方もみえます。
また、金魚やメダカと混泳もさせやすいドジョウですが、餌を一緒にあげた場合は例えば金魚がソイルをつつきながらドジョウの餌を食べてしまうことがあります。
そのため、餌を満足に食べられておらず、気づかないうちに栄養不足になっている可能性があります。
飼育下ではドジョウにも十分な餌を与えるように注意することで、平均寿命を伸ばすことができるでしょう。
ドジョウはまだまだ未知の生物かもしれない
ドジョウの平均寿命は「約7~10年以上」、サイズも国内では約25cm程度がギネスレベルという調査結果になりました。
しかし、海外の情報や飼育状況、野生化の個体では状況も変わります。
飼育下では寿命が短くても、ザリガニのように休眠の関係で野生化の個体はもっと平均寿命は長くなる可能性もあります。
このように考えると、ドジョウは昔から身近な生き物ではありますが、まだまだ未知なのかもしれません!