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ハチドリみたいな虫の正体はオオスカシバ?ホウジャク?【違いを解説】

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ハチドリみたいな虫の正体はオオスカシバ?ホウジャク?【違いを解説】

ハチドリは世界一小さい鳥として世界中の人から愛されています。

そんなハチドリみたいな虫を見かけたとの声を耳にします。

この虫の正体は

ポイント

・「オオスカシバ」

・「ホウジャク」

・「スズメガ」

との噂がありますが、そもそもどのような生き物なのか違いも含め解説していきます。

ハチドリに似た虫の正体とは?

ハチドリに似た虫の正体とは?

ハチドリみたいな虫の正体とは、噂通り

ポイント

・オオスカシバ

・ホウジャク

このどちらかである可能性が高いと言えます。

オオスカシバもホウジャクもスズメガ科に属する蛾の1種です。

そのため、見た目やフォルムもかなり似ていますね。

もしハチドリが生息する地域でオオスカシバやホウジャクもいれば、遠めからでは見分けることが難しいのではと言われています。

ただ、見た目としてはオオスカシバのほうがハチドリみたいだと人気があります。

※オオスカシバが人気な理由はこちらをご覧ください。

オオスカシバがかわいいと話題!蛾なのに女性からもファンが多い魅力とは?

それでは、ハチドリとオオスカシバでどのような違いがあるのか確認してみましょう。

ハチドリとオオスカシバの違い

ハチドリとオオスカシバの違い

ハチドリとオオスカシバにはどのような違いがあるのか確認していきます。

見た目は少し似ていますが、実際に比較をすると別の生き物であることが良く分かりますね

【ハチドリとオオスカシバの違い】

ハチドリとオオスカシバにはどのような違いがあるのか、見た目以外にも調査をしてみると、生息地からサイズまでまったく別の生き物であることが分かりました。

ハチドリ オオスカシバ
鳥綱 昆虫綱
サイズ 約4~23cm 約3cm
生息地 カナダ、アメリカ合衆国南西部からアルゼンチン北部、キューバなど 本州以南、インド、スリランカ、東南アジア、中国など
寿命 約3~5年 不明
訪花 地域による(花の蜜を吸う) アベリア、クサギ、ツツジなど
ホバリング
特徴 超音波を発する種もいる、鳴く 羽が透明で鱗粉がない、昼にも活動する

サイズはオオスカシバが約3cmなのに対し、ハチドリの種類にもよりますが約4cmからと一回り大きいことが分かります。

もし世界最小のハチドリとオオスカシバがホバリングしていれば、遠めからでは見分けがつきづらいかもしれませんね。

このホバリングとは空中で静止する能力を意味しますが、ハチドリもオオスカシバもホバリングができます。

ただ、生息地からはハチドリがアメリカやカナダ、キューバなどに対し、オオスカシバは日本や中国などアジアに集中しています

そもそもハチドリは鳥綱であり、オオスカシバは昆虫綱ですので、まったく別の種類だと言えます。

オオスカシバとホウジャクの違い

オオスカシバとホウジャクの違い

ホウジャクの場合は蛾に近い見た目をしているため、オオスカシバよりもハチドリには似ていないと言われています。

ただ、サイズはハチドリと同じ大きさにもなるため、遠めからではホウジャクのほうが違和感はない可能性もありますね。

オオスカシバとホウジャクは同じスズメガですが、このような違いがあります。

オオスカシバ ホウジャク
サイズ(成虫) 約3cm 約4~4.5cm
生息地 本州以南、インド、スリランカなど 日本、朝鮮半島、中国、インド北部など
発生 初夏~晩秋
訪花 アベリア、クサギ、ツツジなど コスモス、ラベンダーなど
ホバリング
幼虫の食草 クチナシなど ヘクソカズラなど
特徴 羽が透明で鱗粉がない、昼に活動する 蜂に擬態、羽には鱗粉がある

オオスカシバとホウジャクでは発生も夏になるため、生息地により同じ地域でも見かける可能性は十分にあります。

しかし、幼虫の頃も含め訪花は少し違いがあります

大きな違いは、羽の特徴と体色です。

【オオスカシバ】

オオスカシバ

【ホウジャク】

ホウジャク

オオスカシバは見た目もハチドリに似ているようにカラフルでおしゃれですね。

反対にホウジャクは黒や茶色をベースとした蛾のようなカラーです。

ただ、ハチドリの中には色合いも似た種類がいるため、少し似ていますよね。

ハチドリとホウジャク

見た目で見極めもしやすいので、もし見かけてもすぐに判別しやすいと言えます。

日本でもハチドリを見たい時はオオスカシバを探そう

オオスカシバは蛾とは思えない見た目で人気です。

ハチドリのような体色でホバリングもするため、見間違える方も少なくありません。

海外に行かなければ野生のハチドリは見られないため、日本で見たい場合はオオスカシバ探しをしてみるのも面白いかもしれませんね

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ダンディーSHINYA

博物館学芸員、ドッグトレーナー1級、ペットロスケアアドバイザー、小動物看護士、小動物介護士、ドッグシッター、キャットシッター、キャットケアスペシャリストなど動物に関連する様々な資格を持つ

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