「ヤモリは共食いする」との噂があります。
※二ホンヤモリなど
この噂が本当なのか調査した結果、面白い事実も分かりました。
また、ヤモリの共食いを抑えるためにやるべき対策についてもまとめていますので、必ずご確認ください。
ヤモリは共食いするのか?
実際にヤモリの共食いを目にしたことがある声は見つかりませんでした。
しかし、可能性はかなり低いとしてもヤモリは共食いします。
その理由は、実際にヤモリが共食いする光景を目にしたことがあるためです。
また、爬虫類の多くは共食いをする種類も多いことも理由の1つです。
ヤモリの共食いを目撃
実際にヤモリの共食いを目撃した状況ですが、私の部屋の網戸にいた大人のヤモリがかなり小さい子供のヤモリを食べました。
20年以上も昔の話ですので映像や画像を撮ることはできませんでしたが、共食いが起きたのは事実です。
実際に目撃したため、誰かが「ヤモリは絶対に共食いしない生き物だ」と言えば、それは嘘になります。
ただ、同じサイズのヤモリが共食いする可能性は低いと言えます。
実際に大人同士のヤモリが共食いをしている映像も見つかっていません。
噛みつくことはありますが、飲み込もうとはしていないようにも思えます。
※飲み込めないと判断した可能性もある
餌と間違えて食べる可能性はある
大人のヤモリが子供のヤモリを食べましたが、これはヤモリを餌だと判断した行動だったのか疑問ですよね。
こちらの映像を確認すると、動きのある生き物に反応して喰らいついているように見えます。
このシチュエーションがヤモリの共食いに繋がったのではと予想しています。
ヤモリに餌を与える際にも、動きをつけるだけで過剰に反応することは少なくありません。
そのため、ヤモリのしっぽの動きなどが食欲にスイッチを入れ、小さい子供のヤモリなら小さい蛾だと判断して食べてしまったのではと考えてられます。
ヤモリの交尾が共食いと勘違いされる?
爬虫類は交尾の際に相手に噛みつく種類もいます。
例えば、カナヘビは相手に噛みついて固定させる行動をとります。
そのため、食べようとしているようにも見えます。
しかし、ヤモリの場合は後ろから優しく被さるように交尾します。
少し首もとを噛んで固定させますが、共食いするようには見えませんよね。
ヤモリの共食いを抑える対策
ヤモリ同士で共食いしないとは言い切れません。
もし野生のヤモリを捕まえて育てる際に、大人のヤモリと子供のヤモリを同じケースで育てる場合、共食いが起こる可能性はあります。
また、相手を威嚇して追いかける個体もいるため、怪我をして死んでしまう可能性もあります。
基本的にヤモリ1匹に対し1つのケースで飼育したほうが理想的です。
自然界でもヤモリは単独で生活しています。
ヤモリが群れで生活しているのを見たことがないように、多頭飼いはおすすめできません。
ヤモリを飼うなら1匹ずつにしよう
実際にヤモリが共食いしている光景を見たことがある声は見つかりませんでした。
しかし、ヤモリが共食いする可能性はゼロではありません。
私自身大人のヤモリがかなり小さい子供のヤモリを食べた光景を目にしているため、飼育する際には十分ご注意ください。
喧嘩や動く相手を餌として反応することも考えると、1匹ずつ飼育したほう良いと言えます。