オナガは縁起がいい鳥として知られています。
しかし、具体的な理由や根拠を知りたいですよね。
オナガは、見た目も美しい鳥として人気です。
今回は、オナガにはどのようなスピリチュアルメッセージが隠されているのか、縁起がいい理由について解説していきます。
また、縁起がいいと言われている尾長鶏との違いについても触れていきます。
オナガの縁起がいい理由とは?
オナガには、様々なスピリチュアルメッセージをもつと言われています。
主なスピリチュアルメッセージとして、
ポイント
・自由の象徴
・神の使い
・家族の幸福
・子孫繁栄
・恋愛成就
自由の象徴・神の使い
オナガは、古来より「自由の象徴」とし、さらに「神の使い」として崇められています。
江戸時代でも縁起の良い鳥として、欄間の彫り物などに描かれています。
家族の幸福
オナガは単体ではなく家族など群れで行動することもあり、「家族の幸福」を示すとも言われています。
このように、子育ても夫婦で支え合っているため、見ていて癒されますね!
子孫繁栄
さらに、オナガの産卵数は、1度に約3個~9個と多く、産卵後約16~20日で孵化します。
そして、約18日で巣立つため、オナガには「子孫繁栄」のスピリチュアルメッセージもあると言われています。
ニワトリが1日に1個しか卵を産まないため、オナガの産卵数が多いことが分かりますね。
ただ、ニワトリは1羽で年間約300個の卵を産むため、トータルで考えるとニワトリのほうが子孫繁栄のスピリチュアルメッセージは強いように感じられますね。
恋愛成就
オナガには、恋愛成就のスピリチュアルメッセージもあると言われています。
具体的な根拠は示されていませんが、群れでいるほど「新しい出会いの機会が多い」ことを示唆するとの声もあります。
オナガがもつ不吉なメッセージとは?
オナガは縁起がいい鳥として解説してきましたが、中には不吉なメッセージを伝える行動もあると言われています。
それは、鳴き声が関係しています。
オナガは、繁殖期になると「チューイ、チューイ、チュルチュルチュルチュル」と鳴きます。
しかし、カラスや人などの天敵が近づいてきた際には、「ギィーー」「ギューイギュイギュイ」と警戒声を出します。
このオナガの警戒声を聞くのは縁起が悪いとの声がありますが、これはオナガが近くにいれば比較的聞く機会も多く、意図的に出させることもできるため、不吉なメッセージとは考えづらいです。
オナガを観察できる地域は一部
オナガは、現在生息域も減少傾向にあり、国内では現在、福井県以東と神奈川県以北でしか観察できないと言われています。
ただ、SNSなどネットでは、東京、埼玉、栃木、茨城、群馬など関東地方周辺で多く目撃されています。
ただ、私は東海地方出身であり、オナガは生涯に数回しか見かけたことがないため、地域により簡単には観察できない鳥類の1種です。
とはいえ、生息域では市街地でも群れで生活する姿を比較的簡単に観察できるため、地域によっては珍しい鳥とは言えません。
縁起がいいニワトリ「尾長鶏(土佐のオナガドリ)」との関係
「オナガが縁起がいい」と言われる理由の1つには、ニワトリの「尾長鶏(土佐のオナガドリ)」と勘違いされているケースもあります。
尾長鶏は、昔から縁起が良い鳥として宝物などでも描かれてきました。
※奈良の正倉院など
現在、日本では特別天然記念物とされており、尾長鳥の置物を玄関などに飾ると商売繁盛などに良いと言われています。
尾が長いのは雄(オス)だけなため、飾るのは雄の尾長鶏になります。
名前も同じ「オナガ」となるため、オナガ鳥は縁起がいいと聞くと、間違えてニワトリの尾長鶏を連想する方は少なくないと考えられます。
オナガは見た目も美しく縁起がいい鳥
オナガは自由の象徴であり、神の使いとしても崇められています。
家族の幸福や子孫繁栄、恋愛成就など、私達にとって嬉しい縁起を示す生き物だと言われています。
見た目も美しく、鳥好きにも人気の種頼ですが、現在国内で確認できる地域は限られています。
もしオナガを見られた際には、あなたにとって縁起のいいことが起きるかもしれません。
※行動のきっかけにするなど