ボストンテリアを迎えてから後悔しないために!
私も3年前までボストンテリアの女の子がいましたが、その経験から
・これはしておいて良かった
・もっと早くやるべきだった
・もっと幸せにできたのでは?
このような後悔しないためにできることをまとめました。
愛犬を幸せにするためにまだできていないことがあれば、今日から実行をお願い致します!
ボストンテリアをこれから迎える、既に家族の方は必ずご確認ください。
ポイント
【監修】
ボストンテリアの飼育経験あり!
「ドッグトレーナー1級」、「ペットロスケアアドバイザー」、「小動物看護士」など12の資格を持つ立場からも解説していきます。
ボストンテリアを迎えてから後悔した方の声
ボストンテリアを迎えてから後悔したことがある方は少なくありません。
それは「ボストンテリアを選んで失敗した」という意味ではなく、「自分を攻める意味」としての後悔です。
私も含め、実際にボストンテリアを迎えた方の中で後悔した声には、
・もっと幸せにできたのでは?
・病気を事前に防げたのでは?
・私のせいで寿命が縮んだのでは?
・子犬の頃からたくさん思い出を作ってあげていたら…
など、様々な後悔の声が見つかっています。
もちろんこれはボストンテリアだけに限らず全ての犬に対しても当てはまります。
しかし、ボストンテリア特有の後悔も含まれますので、各犬種に見合った知識も必要になってきます。
では、ボストンテリアを迎えてから後悔した悩みについて1つずつ解説していきます。
ボストンテリアを迎えて後悔しないためにできること【10選】
ボストンテリアを迎えて後悔しないためにできることを紹介していきます。
私が意識していた「特に大事」だと感じた内容や、ボストンテリアを迎えた方の後悔のまとめになります。
①社会性を大事にする
1つ目は「もっと社会性を育んでおけば良かった」という後悔です。
ボストンテリアだけに限りません。
同じ小型犬ではチワワやトイプなどが怒り狂ったように歯を剥き出しにして吠える原因のほとんどは、この「社会性不足」が影響します。
生後半年までに
ポイント
・いろんな人に会わせて触れ合わせる
・いろんな犬と会わせて遊ばせる
・いろんな車や音に慣れさせる
こうすることで、ボストンテリアも人や他の犬に対し「安心感」を抱きやすくなります。
ボストンテリアは穏やかで吠えづらい子も多いですが、社会性次第ではインターフォンがなるだけで大騒ぎする子になりやすくなります。
②思い出が少ない【子犬の頃の写真など】
私は前うちにいたビーグルの子に対し、「もっと写真を残しておけば良かった」と後悔したことがあります。
そのため、次に迎えたボストンテリアの子に対してはデジカメを買い、写真をたくさん残すようにしました。
ただ、子犬の思い出をたくさん残したデジカメが壊れてしまい、全て見れなくなるという結果に。
「Drop box」のようなオンラインストレージサービスやSDカードに保存するなど、もしスマホやデジカメが壊れても保険をかけておくと良いですよ!
③運動量が足りない【散歩など】
ボストンテリアはアクティブな犬種です。
愛知県岡崎市にある「わんわん動物園」でのドッグレースでは、ボストンテリアが1位になるほど走るスピードも早い犬種です。
特に子犬の頃は部屋を走り回るため、危ない物は置かないようにすると良いです。
そして、成犬になってからも散歩は毎日1日2回は連れていきましょう!
暑い夏場は呼吸困難になる可能性があるため、涼しい時間帯に20~30分は運動させたいところです。
④温度管理ができていない【病気対策など】
ボストンテリアは短毛で暑さや寒さにも弱い犬種です。
夏場は涼しいフローリングで横になる姿を良く見かけます。
そのため、老犬になると床ずれを起こしやすくなります。
フローリング用のマットや冷却シートなどで対策はできますので、もし該当している場所は早急に対応をお願い致します。
また、冬場は寒くてコタツに潜り込む傾向にあるため、温度管理は特に意識する必要があります。
以前、海釣りに一緒に行った際に熱中症になりかけたことがあります。
ボストンテリアは予想よりも暑さに弱い犬種ですので、呼吸が荒く辛そうに感じた際には涼しいところに移動させてください。
⑤愛情が足りていない
愛情不足はボストンテリアに限らず、どの犬種でも言えます。
特に家族全員が仕事をしている家庭では、日中はずっと一人ぼっちですよね。
ボストンテリアは甘えん坊な子も多いので、やっと帰ってきた飼い主がかまってくれないと、心の中では「もっと撫でて欲しいのに」と落ち込んでいるかもしれません。
構いすぎは分離不安などの原因にも繋がりますが、「帰宅後すぐに過剰に撫でない」など正しいタイミングで愛情をかけてあげると良いです。
愛情不足はボストンテリアの愛犬が亡くなってから必ず後悔するポイントです。
⑥不妊治療をしない【必ず必要なのか?】
ボストンテリアは不妊治療をそもそもさせたほうが良いのか?
このように感じると思いますが、不妊治療により病気予防に繋がります。
※ガンなどのリスクを抑えやすくなるなど
また、オスの場合は攻撃性なども抑えやすくなると言われていますね。
しかし、ペット先進国のヨーロッパでは不妊治療をさせない傾向にあるため、難しい問題でもあります。
親犬の遺伝も影響するため、もし親犬が遺伝性の病気を抱えていた場合は、早めに不妊治療を受けさせたほうが後悔しない可能性は高いでしょう。
⑦家庭環境が悪い【喧嘩を頻繁にするなど】
家庭環境もボストンテリアには大切です。
これは広い庭があるなどの問題は別として、例えば家庭内で喧嘩を頻繁にするなどの問題です。
もちろんボストンテリアだけに限りませんが、夫婦喧嘩をしている間は悪いエネルギーが出るため、これは愛犬にも伝わります。
私自身もイライラしていた日がありましたが、その時は愛犬も様子を伺うようにこちらを見つめていました。
⑧飼育放棄する
ボストンテリアは比較的飼育数が凄く多い犬種ではないので、里親募集でも頻繁に見かけることはありません。
しかし、もし迎えたボストンテリアを家庭の事情などで手放すことになった場合、冷酷な人間でない限りは必ず後悔するはずです!
犬は家族ですからね!
ボストンテリアを家族として迎えたなら、全力で「毎日」愛情を与え、後悔がないと断言できるように最後まで責任をもたなければいけません。
⑨位牌がない
位牌は必要なのか様々な意見がありますが、私は必要だと感じます。
ペットも人と同じように49日があったりするので、位牌を用意しておくと後悔する可能性のほうが低いと言えます。
何もない状態では「最後に大事なことをし忘れた」と後悔するかもしれません。
➉ペット保険に加入しなかった
ペット保険に加入しなければ、医療費は本当に高くつきます。
ボストンテリア特有の目の病気や皮膚病、糖尿病などになる可能性もあるため、ペット保険には早めに加入しておくと良いです。
病気の発覚後や高齢では断られる可能性も十分にあります。
ボストンテリアを迎えてから後悔する可能性
ボストンテリアを迎えたら必ず後悔するのか?
その可能性を下げるためには、やはり事前に知識を増やす必要があります。
こちらのアンケート結果をご覧ください。
①「ペットを飼ってから知識不足だと感じたことがあるか?」
「はい」⇒56%
②「ペットを飼って後悔したことはありますか?」
「はい」「少しある」と回答⇒15%
参考記事:東洋経済
知識不足により、
・これをもっと早くしておけば良かった
・勉強をしていたら病気も防げたかもしれない
・寿命が縮んだのは私のせいだ
このような後悔をする可能性が高まります。
ボストンテリア1匹でも大きな命です。
知識を増やして適切な対応をすることが、後悔を無くすための対策です。
ボストンテリアを迎えるには覚悟と責任が大切
ボストンテリアの女の子と13年以上暮らしてきた中で、本当に知識は大切だと改めて感じました。
暑さに弱いことから熱中症で急死してしまう可能性もあります。
また、社会性不足で毎日何かに警戒をしながらストレスを抱えさせる可能性も高まります。
毎日穏やかに、そして幸せに暮らせるよう飼い主が知識を増やし、後悔のない暮らしを提供することも責任の1つです。
ボストンテリアを迎えて後悔しないためにできることを、今すぐに考えていきましょう!