バイオリンムシ(別名ウチワムシ)は日本にも生息しているのか気になりますよね。
見た目が個性的で捕まえて標本にしたい方も少なくありません。
バイオリンムシの生息地について、さらには繁殖方法やペットショップでの値段についても解説していきます。
バイオリンムシは日本にも生息してる?
バイオリンムシの生息地は、東南アジアの
バイオリンムシの生息地
・インドネシア
・マレーシア
・ブルネイ
・ジャワ
・スマトラ
などの熱帯雨林です。
参考記事:Wikipedia
そのため、バイオリンムシは日本に生息していません。
ただ、「ヨコヅナサシガメ」というバイオリンムシと呼ばれている昆虫もいます。
それぞれの違いは、
バイオリンムシ:甲虫目、オサムシ科
※サルノコシカケなどを食べる
ヨコヅナサシガメ:カメムシ目、サシガメ科
※昆虫の体液を吸う
このように、別の食性となります。
もし野生のバイオリンムシを見かけた場合は、既に外来種として国内に繁殖している可能性があります。
バイオリンムシの値段
バイオリンムシはヤフオクではほとんど出品されていません。
ペットショップに生体が入荷されることもありますが、値段も非公開なケースが多いため、もし見かけた際には売り切れる前に連絡してみると良いです。
※2019年頃に熱帯倶楽部さんが初入荷している⇩
また、標本は過去に1匹1万円と高額な値段で取引もされていましたが、現在は1匹千円ほどまで落ち着いています。
バイオリンムシを日本で繁殖させることは可能?
バイオリンムシを飼育している方もみえますが、YouTubeでも動画はほとんどありません。
※2022年10月現在
サルノコシカケというキノコを食べるとされ、さらにこのサルノコシカケに集まってきた昆虫も補食すると言われています。
ミルワームを食べることも確認ができていますが、餌の確保はできたとしても、気温や湿度など飼育環境も適切な状態にする必要があるため、まだまだ研究は必要だと言えます。