ヌマガエルには毒性があるのか気になりますよね。
小型のヒキガエルのような見た目をしているため、「ヒキガエルのように毒性があるのでは?」と不安な声も少なくありません。
神奈川から南西の四国や九州などに広く生息するため、子供が夏休みなどに触る機会も少なくありません。
また、もしヌマガエルに毒性があるとすれば、誤ってヌマガエルを食べてしまった犬や猫に対し命に関わる副作用を起こす可能性も考えられます。
ヌマガエルは小さなお子さんが触っても問題ないのか、事前に必ずご確認ください。
ヌマガエルに毒性はある?
ヌマガエルには毒性がないと言われています。
元々日本に生息している在来種ではなく「国内外来種」です。
英語で「Indian rice frog」や「Indian cricket frog」などと書きますが、インドには毒性のあるカエルはいないとされています。
しかし、カエルの仲間は体表から毒性のある成分や臭いを分泌する種類がいます。
ヌマガエルに関する情報は現在ありませんが、ヌマガエルと似た見た目をしたツチガエルは体表から臭いを含む分泌物を出します。
ヌマガエルを食べた犬や猫、天敵でもあるヘビが中毒を起こしたという報告もありませんが、まだ解明されていない成分をヌマガエルが分泌している可能性はあります。
ヒキガエルには「ブフォトキシン」という毒素を分泌するため、犬や猫が食べると中毒を起こす可能性もあり、命を落とす危険性もあります。
また、アマガエルにも鎮痛ペプチドが分泌されることが発見されています。
ヌマガエルには毒がないと噂されているから安心と考えるべきではなく、触った後に目を触ったりしないように対策することが重要です。
ただ、私自身も過去に何度もアマガエルやヌマガエルと触れ合ってきましたが、特に体調を崩すことは1度もなかったため、毒性を持つ可能性があるにしても人体には悪影響を与える可能性は低いと考えられます。