コオロギは餌なしだと寿命はどのくらいになるのか気になりますよね。
ポイント
・旅行など家を空ける際にどうすれば良いのか?
・長持ちする餌は何が良いのか?
・死ぬ可能性が高まる注意点について
など、簡単にストックする方法や注意点について解説していきます。
コオロギは餌なしだと寿命はどのくらい?
実際に検証したほうが早いですが、コオロギが可愛そうなので過去の失敗例からお話させていただきます。
また、実際にコオロギの餌を切らしたことがある方の意見では、
注意
・5日ほどでほとんど死んでしまった
・2、3日は餌なしでも生きられる
・2、3日で何匹か死んだ
などの意見が見つかりましたが、状況次第にもよるため、あくまでも意見の1つでしかありません。
なぜなら、その死んでしまったコオロギは成虫で寿命も近かったのかもしれませんよね。
他にもこのあと解説させていただくように水が不十分だった可能性もあります。
私はコオロギの餌をきらしたことはこれまでにないのですが、様々な餌を与えて確認をしてきた中で個体差により好き嫌いがある気もしているため、もし与えた餌が好みでなかった場合、その個体にとっては常に餌不足の状態と変わらないですよね。
例えば、もし食べたらアレルギーで死ぬと言われている食べ物しかない場合だと分かりやすいですよね。
ただ、意外なことにコオロギは餌よりも水が重要であるとも言われています。
これは実際に私も経験があるため、まずはコオロギに対する水の重要性についてご確認ください。
コオロギは水が特に重要
コオロギは水が本当に重要です。
水が切れただけで2、3日でポツポツと死んでいきます。
どちらかと言えば、餌よりも水を意識していきたいところでもあります。
このように水を含ませたティッシュであれば2、3日もちますが、すぐに乾燥するため1週間この状態で家を空けるとコオロギは死ぬ可能性も大です。
以下の画像のように効率的に水をキープできる専用の商品も販売されていますが、こちらはプリンカップで簡単に自作は可能です。
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ただ、高さがあるため意外とコオロギ達が辿り着けずに死んでいる傾向にありました。
何か土台を追加し、コオロギ達が飲みに行きやすいように環境を整えることが大切です。
コオロギの水やりについてはいろいろと試してきましたが、このタイプが最も手軽で水切れのリスクもなく便利だと言えます。
仲間の間でも好評でしたので、私もこちらを購入して試そうと考えています。
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3日ほど家を空ける際は、たっぷり水を含ませたティッシュにキャベツやニンジンを入れておく形で水分補給はカバーできます。
【検証】エンマコオロギはニンジンだけで十分?
エンマコオロギの場合、「金魚の餌」と「ニンジン」を入れたところ、金魚用を一切食べずにニンジンだけを食べて1ヶ月生きていました。
※その後はコオロギ用の餌も追加
与えた金魚の餌が好みではなかったようです。
1匹は画像のニンジンを1日で1/3ほど食べていました。
しかし、ニンジンだけではたんぱく質など栄養も偏りますので、やはりコオロギ用の餌も追加してみたところ完食でした。
ニンジンだけ入れておけば問題ない訳でもないため、餌はコオロギの餌をはじめ数種類試してみると良いですよ。
コオロギにはラビットフードが便利?
コオロギの数が数百匹、千匹と多い場合、意外とすぐに餌はなくなります。
たっぷり餌を入れて旅行すれば問題ありませんが、時期によりカビが生えてひどい光景になることもあります。
フタを閉めて密封している環境であれば2、3日でカビだらけになることもあります。
意外と便利だった餌が、「ラビットフード」です。
金魚の餌やコオロギ用の餌、鈴虫用の餌よりも栄養に偏りはありますが、2週間経過して死んでいる個体が見あたりません。
あくまでも短期間での検証となるため、旅行に出掛ける際の参考程度で宜しくお願い致します。
餌の好みや栄養も不足する可能性があるため、小松菜などの野菜も入れておくと良いです。
また、もう1点餌や水と同じくらい注意して欲しいポイントがあります。
コオロギの成虫の寿命は約40日と短い
コオロギの成虫の寿命ですが、約40日とあまり長くはありません。
カエルやカマキリなどを飼育すると、餌としてコオロギを購入するようになります。
サイズも「SS、S、M、L」このように分けられ、欲しいコオロギをヤフオクや楽天市場、ホームセンターなどで購入する形となります。
この中ではやはり成虫のコオロギが最も寿命に近いため、餌や水を十分に確保していても産卵でエネルギーを使ったりした後などはポツポツと死んでいきます。
しかし、まだSSサイズのように子供のコオロギに対し餌や水不足の状況になると、成虫よりも早く死んでしまう印象です。
コオロギは湿度にもご注意ください
ここまで餌や水不足について解説してきました。
しかし、飼育ケースにフタをして湿度が高まるとコオロギはどんどん死んでいきます。
餌にもカビが生えやすくなり、匂いも日に日に悪化していきます。
尿から発生するアンモニアも影響すると言われています。
コオロギの脱走が心配なところですが、基本的にフタは必要ないと言われています。
ホームセンターでもフタなしで販売されていたりもします。
ただ、意外とコオロギはすぐに脱走します。
フタホシコオロギは跳ねづらいためフタをしなくても良いように感じますが、シリコンなど掴める部分を登ってきますので、コバエ防止シートを重しで挟んで通気性を確保しておくと良いです。
あくまでも水槽を使用したパターンですので、コオロギが登って脱走しなければフタは閉めなくて問題ありません。
コオロギの餌やラビットフードを入れておき、先ほど紹介した容器で水を確保しておけば、かなりコオロギの死亡率も下げられます。