「幸せの青い鳥」とは、理想ばかりを追い求める人間の様子を意味しています。
「青い鳥症候群」という言葉を生み出したことでも知られています。
この「幸せの青い鳥」のモデルは何の鳥なのか気になりますよね。
名前の由来は何か雑学としてまとめさせていただきましたので、参考にご確認ください。
「幸せの青い鳥」の話について
「幸せの青い鳥」はモーリス・メーテルリンクさんが著者の世界的にも有名な童話です。
1908年に出版された歴史のある本です。
話の概要は、「貧しい木こりの子供であるチルチルとミチルの兄妹が、クリスマスイヴの夢の中で出会った老婆姿の妖精ベリリューヌに頼まれ、病気の娘のために幸福の青い鳥を探しに行く」という話です。
参考記事:Wikipedia
「この話に登場する青い鳥は何のモデルなのか?」が今回のテーマになりますね。
「幸せの青い鳥」のモデルは何の鳥?
じつは、「幸せの青い鳥」のモデルは「ハト」です。
話では結局青い鳥は見つかりませんでしたが、夢から目が覚めると自分達が飼っていたハトこそが青い鳥であることに気付いた流れとなります。
チルチルとミチルが飼っていたハトは「キジバト」という説もありますが、キジバトは話の舞台でもあるヨーロッパには分布しておらず、この説に反対する方も少なくありません。
「幸せの青い鳥」の名前の由来は?
この話はそもそも作り話でもあり、童話には目的があります。
「幸せの青い鳥」の場合は、「本当の幸せは身近なところにある」ということを伝えることが目的と言われています。
「幸せの青い鳥」が本当に存在して金運などをUPさせるということではなく、もっと近くに潜む幸せのきっかけに気付くべきなのだという著者からのメッセージです。
近い存在ほど気付かなかったりしますので、1度落ち着いてあなたにとっての幸せを見つめ直してみると気付きを得られるかもしれません!
私も過去に普段一緒にいて当たり前だった存在の子が、よく考えると私の心の支えとなっており、彼女がいなかったらどれほど孤独なのだろうと一気に寂しさを感じたことがあります。
これは人なのか、犬や猫などのペット(家族)なのかは人それぞれです。
あなたにとって本当の幸せとは何か、冷静に考えてみると気づきが得られるかもしれません。